平成28年度日本植物病理学会大会

会期
平成28年3月21日(月)〜3月23日(水)
会場
岡山コンベンションセンター
ご挨拶

平成28年度植物病理学会大会開催にあたって

この度、平成28年度日本植物病理学会大会を岡山で開催することになりました。岡山では平成12年に開催しましたので、16年振りになります。 また、ご承知のように本学会は平成27年に設立100年を迎え、今回は次の100年に向けての第一歩となる大会でもあります。 会期は3月21日(月)から23日(水)までの3日間、会場は岡山コンベンションセンターを予定しています。 大会運営委員会では、学会本部の支援を受けながら、開催に向けて準備を進めているところです。

植物病理学は、植物保護を第一の目的としますが、基礎生物学やバイオテクノロジーなど多方面の学問領域にも多大の貢献をしてきた懐の深い学問です。 これは、植物病理学が研究対象とする世界が科学的に興味深い生物現象の宝庫であること、また、植物病理学の研究に携わる研究者が進取の精神で最先端の理論・技術を取り入れてきたことによるものと思われます。 学会の大会が、最新の研究結果を共有し、アイデアを交換する場として、このような植物病理学の発展に不可欠の役割を果たしてきたことは言を俟ちません。 平成28年度の大会も、これまでと同様に全国から研究者が集い、多様な研究成果の発表と真剣な議論が行われ、実りある大会となることを願っています。

岡山は気候が温暖で、全国各地からのアクセスが容易な交通至便の地です。会場となる岡山コンベンションセンターは岡山駅から徒歩3分の至近距離に立地しています。 会期は、できるだけ多くの方に参加していただけるよう、従来よりも約一週間早めました。 このように、平成28年の大会はお越しいただきやすい条件が揃っています。学会員の皆様には奮ってご参加くださるようお願い申し上げます。

平成28年度日本植物病理学会大会
大会委員長 多賀 正節
岡山大学大学院自然科学研究科