ご挨拶

第40回日本植物バイオテクノロジー学会大会を2023年9月11日(月)~13日(水)の日程で千葉大学西千葉キャンパス(千葉市)にてハイブリッド開催いたします。
コロナ禍3年目に突入した昨年には国内外の学会も現地開催が増えてきましたが、感染拡大防止措置は必須で、主催者、参加者共に薄氷を踏む思いでした。4年目となる2023年4月現在、市中の人々の流れはほぼコロナ禍以前に戻ったように見えます。本大会では4年ぶりに、リアルで会食できる懇親会を千葉市内のホテルにて開催いたします。皆様には是非とも現地で大会・懇親会に参加して頂き、旧交を温め、また新たな交流を育んで頂ければと思います。

一方で、コロナ禍においてオンラインツールはすっかり日常的なものとなり、物理的な距離や時間に縛られないコミュニケーションや情報収集が可能となりました。この図らずも手にしたメリットを手放すことのないよう、本大会はオンライン参加も可能なハイブリッド開催にすることにいたしました。学会のダイバーシティ&インクルージョン推進の取り組みのひとつとして、今後の大会もハイブリッド開催が推奨される方向です。本大会ではポスター発表は現地でのみ参加可能な形とさせて頂きましたが、発表者と聴衆の利便性、経費と手間の落としどころをどこに求めるかは今後の課題といえるでしょう。

本大会のプログラム編成においては、試行2回目となる学生優秀発表賞の審査枠の確保を最優先課題としました。口頭発表の各セッションの最初の時間帯に、エントリーした学生の発表をまとめることを計画しています。また、ディスカッションの一層の充実を図るため、一般口頭発表の持ち時間を1演題15分に延長しました。こうした事情から、会期は1日目午前からまるまる3日間としました。前日の9月10日(日)午後には、同じ千葉大学西千葉キャンパスで市民公開シンポジウム「暮らしにある植物のめぐみとバイオ」をハイブリッド開催します。是非こちらにもご参加頂ければと思います。

大会実行委員一同、多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。


現地の大会は終了しました。ご参加ありがとうございました。
引き続きORSAM Portalが9月22日まで利用可能です。
ご活用頂きますようお願いいたします。

第40回日本植物バイオテクノロジー学会(千葉)大会
実行委員長
平井 優美
(理化学研究所・環境資源科学研究センター)

平井 優美

大会実行委員(2023年7月現在)
岩瀬 哲、梅基 直行、榊原 圭子、庄司 翼、関 原明、多部田 弘光、豊岡 公徳、林 誠、森 哲哉(理化学研究所)
児玉 浩明、杉山 龍介、宮原 平、吉本 尚子(千葉大学)