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ご挨拶
この度、第39回日本植物バイオテクノロジー学会(堺)大会を2022年9月11日(日)~13日(火)の日程で大阪公立大学中百舌鳥キャンパス(大阪府堺市)にて開催する運びとなりました。
2020年には学会名の改称がありました。2021年は学会設立40周年の年であり、複数の出版物を作成しました。産学官協力セミナーも始まり、学会は新たな変革期を迎えようとしています。また、ゲノム編集トマトの上市が行われ、複数のゲノム編集作物の野外試験が始まるなど植物バイオテクノロジーにとっても節目の年となりました。しかし、新型コロナウイルス感染症により2020年の第38回つくば大会は延期となり、2021年もオンライン開催であったため、学会員が一堂に介することが出来ませんでした。
2022年に堺の地で開催できれば2019年の京都大会以来3年ぶりの対面式での大会となります。対面式の利点はコロナ禍でオンラインでの学会、セミナーあるいは授業を経験されてきた皆様はよくご承知のことと思います。発表が終わってからの演者を捕まえての質問や発表の合間の立ち話的な情報交換、さらには懇親会等で新しく知人を作ることなどは研究の深化やその後の思わぬ発展につながります。一方で、私たちはコロナ禍のもとオンラインの利点にも気付かされました。コロナ前と比べ、ハード、ソフト両面で大きな進歩があり、遠く離れていても効率よく意思疎通ができるようになりました。
そこで、堺大会ではオンサイトとオンラインの両方で大会に参加できるハイブリッド方式を実施します。ポスター発表は実施せず、口頭発表のみとします。発表者は原則として会場(堺)に来ていただき、発表をリアルタイムで配信します。小さなお子さんや要介護者がおられ会場に来るのが難しい方や、海外在住の方などはオンラインでの発表も可能とします。詳細はホームページの情報を随時更新することでお伝えします。尚、新型コロナウイルス感染症の感染状況次第では全面オンラインに切り替える可能性があることをご承知おき下さい。
9月10日(土)にはゲノム編集に関する国際シンポジウムが大阪国際会議場で、9月11日(日)の午前には市民公開シンポジウムが中百舌鳥キャンパスで、どちらも本学会主催のもと開催されます。尚、市民公開シンポジウムもハイブリッドで行われる予定です。国際シンポジウムからご参加頂くと4日間の長丁場となりますが、オンサイト、オンライン問わず、多くの皆様のご参加を大会実行委員一同、心よりお待ちしております。
現地の大会は終了しました。ご参加ありがとうございました。
引き続きORSAM portalが9月22日まで利用可能です。
ご活用頂きますようお願いいたします。
第39回日本植物バイオテクノロジー学会(堺)大会
実行委員長 大阪公立大学
小泉 望
実行委員 大阪公立大学
小泉望(現学会長・大会実行委員長)、青木考、稲田のりこ、岩田雄二、太田大策、内海ゆづ子、大江真道、岡澤敦司、小川拓水、尾形善之、佐々木伸大、塩崎修志、高野順平、竹田恵美、津島綾子、手塚孝弘、東條元昭、深田尚、古川一、松村篤、望月知史、簗瀬雅則、山口夕、横井修司、和田光生