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ご挨拶
第42回日本植物バイオテクノロジー学会(神戸)大会は、2025年9月5日(金)から7日(日)の3日間にわたり、神戸市灘区六甲台の神戸大学六甲台第二キャンパスの神戸大学農学部および百年記念館で開催いたします(オンサイト・オンラインのハイブリッド開催)。神戸で大会が開催されるのは、当学会の設立当初の名称である植物組織培養学会(1981年発足)の第9回植物組織培養シンポジウムが1985年に神戸薬科大学で開催されて以来、40年ぶりになります。
本学会は、日本植物組織培養学会として1981年に設立され、1995年に日本植物細胞分子生物学会、2020年に日本植物バイオテクノロジー学会と改称され、現在に至っています。植物バイオテクノロジーは、植物の遺伝子やタンパク質、代謝産物の働きを解明し、その成果を農業や医療、産業、環境に活用するための技術であり、SDGsの理念に沿ってカーボンニュートラルを実現するためには、植物の潜在能力を最大限に引き出す植物バイオテクノロジーへの関心と期待は非常に大きいです。本学会は、理学、農学、薬学、工学などの多方面の分野における研究者の協力と研究情報の交流を図ることを目的として活動を行なっております。
神戸大会では、第1日目の9月5日(金)午前から一般講演、午後に全ポスター発表のショートプレゼンテーションでスタートし、第2日目の9月6日(土)午前に一般公演、午後に総会ならびに授賞式と受賞講演を行い、夕刻から懇親会を行います。第3日目の9月7日(日)午前にポスター発表を開催します。また、3つの学会シンポジウム、さらに、参加者の皆様に有益な情報をお届けできるランチョンセミナーや企業展示も実施いたします。また、第3日目の9月7日(日)午後に百年記念館で市民公開シンポジウム「未来へつながる作物の品種改良」が開催されます。
大会会場となる神戸大学六甲台キャンパスは、神戸の中心地・JR三宮駅から5分のJR六甲道駅で市バスに乗り継いで10分の場所です。また、阪急神戸三宮駅から7分の阪急六甲駅から徒歩10分です(注:9月の残暑厳しい中延々上り坂のため汗拭きタオルを持ってお越しください)。神戸大学は六甲山系の裾に位置していますので、神戸大学百年記念館や懇親会会場からの神戸の眺望は素晴らしいです。また、神戸の繁華街・観光地や酒どころの灘五郷も近いです。ぜひこの機会に海と山に囲まれた神戸の街をお楽しみいただければと思います。
ぜひ多くの皆さまに神戸大会にご参加・ご協力いただき、神戸大会が皆様にとって有意義な年会となりますよう、大会実行委員一同、心よりお待ちしております。
一般社団法人日本植物バイオテクノロジー学会
第42回大会実行委員長 水谷 正治